勝手にキリバン企画①のわーるの軌跡
2010年3月12日 のわーるの軌跡 コメント (4)おいおい。キリバン取った人誰だ~い?
名乗り出てくんないとキリバン企画できないじゃないか。
・・・・ハッ! 俺の方が企画の告知してなかったのか!
何ということだよ。オイ。
そういう訳で、キリバン取った人にテーマを選んでもらおうと思ってたんだけど、企画告知を主が忘れちゃってたっていう理由で勝手にキリバン企画をやっちゃおー・・・・というお話。。
じゃー 勝手に始めちゃいましょうw
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「なー、ポケモンカードやってみないか?」
それは兄の一言により10年以上続く物語の始まりである。
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1、はじまり
時はポケモンという一大ブームの真っただ中。
小学生の間では四六時中ポケモンの話題が絶えなかったことであろう。
しかし、当時3年生であった自分は兄貴の口から「ポケモン」と聞いて、あまりいい気にはなれなかった。
オレ「え、でもポケモンは・・・・」
兄貴「だからカードだって。今度の夏に買ってもらおうぜ」
とりあえずカードゲームというものをしたことがない自分にとって興味があったのは事実である。
兄貴の友達が遊戯王(裏面が違う奴・初代?)をやっていたのを見たことがあるが、あんな感じなのだろうか?
その年の夏休み。
兄貴と父さんと3人でおもちゃ屋に行き、スターターパックを買う。
自分のポケカ歴において最初に買ったスタタは「ナツメデッキ」。
兄貴は「タケシデッキ」を買ったが、お互いにこのジムリーダーが好きというわけではなかった。はっきり言って「なんとなく」である。
それからは、二人でルールブックを片手にポケモンカードで対戦する日々が続いた。
でも、まー 自分はまだ小学3年生だったわけで、ルールブックなんか読んでも訳がわかんないわけよ。。
そうなると兄貴に頼るわけなのだが、ヤツの教育は厳しかった。。
オレ「ナツメのゴースに超エネルギーをつけて、ワザまとわりつく。タケシのイシツブテに20ダメージだ!」
兄貴「おいおい。。まとわりつくはエネルギーが2つ必要だろ?」
オレ「あっ そっか。じゃあもう1枚超エネルギーをつけて・・・・」
兄貴「だ・か・らっ! 1ターンにエネルギーは1枚しかつけられないって言ってるだろ!!」
・・・当時のことを兄貴に聞いてみると「ハッ? そんなスパルタした覚えねぇしw」とのこと。
でも、当時小学3年の自分にはそう見えてたのだろう。。
それからも兄貴のスパルタ教育は続くが、その甲斐あってルールは大体マスター。
ルールさえわかればこっちのもの。
当時、ゴーストポケモンの抵抗力は闘であったため、タケシデッキではナツメのゲンガーを突破できない。
対戦すれば自分が連勝! 勉強でもゲームの腕でも兄貴に勝てなかった自分にとって、ポケカは唯一兄貴に勝てるものとなり。。
自分の中ではポケカの存在が貴重なものへとなっていった。
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2、ハワイへ!
ポケカを始めて早1年。
ネオシリーズが始動し他の拡張パックも買うようになって、一人のポケカプレイヤーとして成長していった。
そのころ、兄貴が父さんにコロコロを買ってもらうようになってポケカの情報も入手できるようになっていた。
そしてある時、コロコロ内に見開き1ページにわたって公式大会の宣伝がなされていた。
(この時はコロコロもポケカを押してたのよ。今となっちゃ~ そんな気配はないけどねっ!!)
へー ポケカの大会があるのかー。兄貴以外の人とも戦うことができるじゃん。。
大会の存在を知ったのはそれが初めて。
「兄貴以外の人と戦える」ってだけで参加する価値があったのだが・・・
「上位入賞者はハワイでの日米交流戦に無料でご招待!」
これに魅かれたも同然であるwww
無料でハワイに行けるとかすげーじゃんww
まー 上位しか行けなという突っ込みはさておき、公式大会への参加を決心したのがこの時であった!
・・・・・・
大会当日
待ちに待った初公式大会「トロピカルメガバトル」の開催だ!
会場に行くと・・・・オワッ! 今とは考えられんくらいの人の列!!
こ、これが全員ポケカプレイヤーなのか!?当時の自分には衝撃的な光景であった。
会場いっぱいに置かれた対戦テーブル。
そこでの対戦を待つプレイヤーの列。
そして会場に入りきらない列が会場を出て、階段まで延びていたのは今でも覚えている。
最後尾にはネズミーランドのように看板を持ったスタッフがいて「待ち時間30分」と書かれた看板を持っていた。
対戦したくてしたくてウズウズしていたが・・・・
とりあえず30分待つ。。。
30分後
やれやれ、ようやく対戦テーブルにつくことができた。
これが公式大会の記念すべき初戦である。
初戦の相手はメガネをかけた女の子。
ふーん、女の子もやってるのか。まっ! どーせ女子なんて楽勝でしょwww
こちらの使用デッキはネオシリーズを主軸とした水と雷デッキ。
お互い準備を完了して・・・・
対戦スタート!!
こっちのバトル場 HP40の雷ポケモン
んん! 相手のバトル場は見たことないカードだな。エビワラーか。。
・・・・どうせ女子が使うんだから大したことないだろwww
相手先行。闘エネ貼って小さな声でワザを宣言。
闘 ジャブ 20
こちら闘弱点のHP40 20×2=40
・・・・・・
1ターン目で気絶したぁああああああああああああああwwww
く、くそ~! 弱点かよ!・・・ってか1エネ20Dってずるくね?!
あ、相手は女の子だぞ。ま、負けるわけにはいかない。。。
こちら水ポケモンをバトル場へ。
1ターン殴り合って、相手の3ターン目。
闘エネ3つ付いて2つ目のワザを宣言。
闘闘無 スペシャルパンチ 40
合計60Dでこちらきぜつ。。
・・・・・
40Dとか 高けぇええええええええええええええええwwww
ちょwwwそんなやつ倒せねぇよ orz
PB「負けず嫌い」で最後まで頑張ってみるが・・・
結局エビワラー1体で6体倒される。
これがポケカの公式デビューの対戦結果であった。。。
その後も並び直し対戦を続けるが、終わってみれば5戦1勝4敗であった。
ちなみに唯一の1勝はこちらサイドを2枚とって、相手の種切れであった。
余談ではあるが、この対戦で初めて「場にポケモンがいなくなったプレイヤーは負け」というルールを知ったのである。
大会が終わって家へ帰ってみると・・・・悔しい気持ちでいっぱいであった。
自分の知らないカードでボコボコにされ、じぶんの好きなカードで勝つことが全くできなかった。
初めて兄貴に勝てたものでボコボコにされたのが、自分のプライドをズタズタにされた感じだった。
・・・・今度は絶対に負けたくない!
こうして一人の少年はポケモンカードというものにハマりだしたのである。
続けるかどうか分からんけど つづく
コメント
これ面白いですよ!
エビは制限かかったんですよねー。
続きを読みたいのでリンクさせていただきました。
宜しくお願いいたします。
自分、カスミデッキがスタートだから殆ど同時期にポケカ道に入った事になるのかと思われま~すvv
おっ! 興味を持ちましたね。
エビワラーは☆2の実質準制限カード。
ちなみに☆3の制限カードはカメックス、プクリン、ニューラ、わるいラフレシア、R団のサンダーだったよ。(正直あやふやw)
伊達に年数やってるわけじゃないのだwww
てつやFさん>
はじめまして。こちらからもリンクさせて頂きました。
ポケカに関してはなぜか記憶力がいいんですよ。
正直、今まで公式大会に出たデッキも全部覚えてるかも・・・。
これを勉強で活かせたらよいのですがねww
やすみんさん>
実はこのあと、兄貴が買ってきた「カツラデッキ」にボコボコされ続けたという。。。
「カツラのウィンディ」の「ほのおのあらし」最強!!!